今月13日、那覇市の路上で、タクシーを降りた乗客の女性を降ろした後にひいて死亡させたとして、70代のタクシー運転手の男が逮捕されました。 過失運転致死の疑いで逮捕されたのは、那覇市のタクシー運転手、並里正則容疑者(79)です。 事故があったのは那覇市真地の市道で、警察によりますと13日の午後11時20分ごろ、並里容疑者から「乗客が降車時に転倒し意識がない」と通報がありました。 警察は並里容疑者が乗客の69歳の女性を降ろしてUターンした後、何らかの原因で女性に気づかずにひいた疑いがあるとして、14日午後、並里容疑者を逮捕したということです。 女性は、事故から約2時間後に搬送先の病院で死亡が確認されました。並里容疑者は当初調べに対し、「接触した感じがあった」と説明していましたが、現在は「事故は起こしていない」と容疑を否認しているということです。