山梨県の富士スバルラインで乗用車を運転中に大型バスと正面衝突し、5人にけがをさせた罪に問われた男に有罪判決が言い渡されました。 茨城県に住むパキスタン国籍の24歳の男は、今年6月に富士スバルラインで乗用車を運転中に車線をはみ出して大型バスと正面衝突し、5人にけがをさせたとして過失運転傷害の罪に問われました。 甲府地裁で行われた15日の裁判で検察側は被告の過失の程度はあまりにも大きいとして拘禁刑10か月を求刑し、弁護側は執行猶予付きの判決を求めました。 そして、西野牧子裁判官は被害者の中には入院を余儀なくされた人もいて、生じた結果は重いなどとして、拘禁刑10か月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。 なお、被告は無許可でタクシー営業をするいわゆる白タク行為をした疑いで逮捕されましたが、不起訴処分となっています。