札幌市南区の自宅に母親と妹の遺体を遺棄したとして50代の男が逮捕された事件で、妹の上半身に複数の切り傷や刺し傷があったことが分かりました。 (山岡記者)「西東容疑者を乗せた車が出てきました。身柄が検察庁に送られます」 札幌市南区の会社員・西東英紀容疑者は12月11日ごろ、同居する母親のよしえさんと妹の美雪さんの遺体を自宅に放置し、遺棄した疑いが持たれています。 警察によりますと、よしえさんの手首には切り傷があり、美雪さんの首にはひも状のもので絞められた跡があったということです。 その後の取材で、美雪さんの上半身には複数の切り傷や刺し傷があったことが分かりました。 西東容疑者は2人の殺害をほのめかしていて、警察は凶器の可能性がある刃物などを複数押収し、殺人の可能性も視野に捜査しています。