天海祐希、大杉漣さん思い涙ぐむ「力を貸してくれたと思う」 キントリの影響も明かす

俳優の天海祐希(58)が26日、都内で主演映画「緊急取調室 THE FINAL」の初日舞台あいさつに登壇した。 天海は「昨日はワクワクとドキドキで寝られなかった」と笑顔。今作は出演者の逮捕で公開延期と再撮影を余儀なくされており、小日向文世は、公開日を無事に迎えることができたことに「ついに、まさかと思ってたけど」と驚いてみせた。天海は「何がまさかですか」とキレキレにツッコんでいた。 トークでは天海が「これのおかげで怖いってイメージが浸透してるんですよ」と嘆く場面も。田中哲司が「怖さはあるけど、もともとは暖かい本当に優しい人」と愛のあるいじりでフォローすると、小日向文世が「芝居への向かい方がすごいんですよ。(撮影)最終日に、まだ監督に『ここね』って言ってるんですよ、あと1カットでおしまいなのに、俺もうびっくりした。普通終わりならもう適当でいいや~ってなるのに」と身振りを付けて笑わせた。 今シリーズには18年に急逝した大杉漣さんが出演していた。キャスト陣が大杉さんを思って涙する中、天海も「初日を迎えられたことは全ての方からのプレゼント。漣さんが力を貸してくれたと思う」と瞳を潤ませていた。

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