委託された自動車販売の代金約1200万円を着服したとして、霧島署など4署と鹿児島県警捜査2課は28日、業務上横領の疑いで、東京都日野市南平6丁目、無職の男(48)を再逮捕した。逮捕は3回目。 再逮捕容疑は4月下旬~5月上旬、鹿児島市の会社が業務で使っていた乗用車1台を売却し、口座に振り込まれた現金約1200万円を複数回にわたり横領した疑い。容疑者は当時、県内で自動車買い取り販売店を経営していた。 霧島署によると、代金が支払われず、会社関係者が7月14日に被害届を提出。容疑者は黙秘している。車の買い取りや販売を装って車や現金をだまし取ったとして、11月15日と12月7日に詐欺容疑で県警に逮捕された。他にも車の売買に関する被害相談が複数あり、関連を調べている。