三島市の工場で関係者が刺されるなどして15人がケガをした事件で、被害者はいずれも逮捕された男と面識がなく、無差別的な犯行の可能性が高いことがわかりました。 三島市にある横浜ゴム三島工場では12月26日夕方、工場関係者が刃物で刺されるなどして15人がケガをしました。 15人はいずれも20代から50代の男性で、消防によると8人は刃物で刺されたような傷があり、残る7人は漂白剤と見られる液体によってケガをしています。 この事件で、警察は三島市中に住む元従業員と見られる無職の男(38)を殺人未遂の現行犯で逮捕していますが、捜査関係者によりますと被害に遭った15人はいずれも男と面識がないことが新たにわかりました。 このため無差別的な犯行の可能性が高く、警察は動機面の解明などを急いでいます。