トランプ氏「マドゥロ追放作戦は戦術的に見事だった…キューバ兵も死亡」

米国のドナルド・トランプ大統領が、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領を逮捕・追放した米軍の特別軍事作戦「確固たる決意(Operation Absolute Resolve)」について、「驚くべきものであり、戦術的に見事だった」と評価した。作戦の過程でキューバ兵たちが死亡したことについても公に言及した。 トランプ大統領は6日(現地時間)、ワシントンD.C.のトランプ・ケネディ・センターで開かれた連邦下院共和党議員の年次政策会議での演説で、「多くの地上軍と150機を超える航空機が投入されたが、作戦は実に卓越していた」とし、「我々に犠牲者は一人も出なかったが、相手側は多くの人員が死んだ。不幸にもキューバ兵たちも死亡した」と述べた。 これは、ベネズエラに派遣されたキューバの情報・警護要員らの被害をトランプ大統領が直接認めた発言だ。これに先立ち、キューバ政府は今回の米軍の作戦により自国民32人が死亡したと明らかにしていた。 トランプ大統領は、ベネズエラ側が米軍の奇襲作戦を事前に察知し備えていたものの、大規模な停電により適切に対応できなかったと主張した。トランプ大統領は「国全体の電気が消え、ロウソクを持っている者だけが前を見ることができた」とし、「そのおかげで作戦が成功した」と語った。 また、今回の作戦を通じて「米国が再び、地球上で最も強力かつ致命的で、精巧な軍隊を保有していることを証明した」とし、「誰も我々に勝つことはできない」と強調した。 トランプ大統領はマドゥロ大統領の「ダンス」に直接言及し、不快感を露わにすることもあった。彼は「マドゥロは演壇に上がり私のダンスを真似ようとしたが、暴力的な人物であり、数百万人を殺した」と述べた。これに先立ち、ニューヨーク・タイムズ(NYT)は、トランプ大統領がマドゥロ大統領のダンスを「米国に対する嘲笑」と受け止め、軍事的選択肢の本格的な検討を始めたと報じていた。 同日、トランプ大統領は11月の中間選挙における共和党の勝利を強く注文した。「中間選挙で負ければ、民主党が私を弾劾しようとするだろう」とし、「必ず勝たなければならない」と述べた。 一方、ベネズエラは米軍の作戦を強く糾弾した。タレク・ウィリアム・サーブ司法長官は同日、カラカスで記者会見を開き、「宣戦布告や国連安全保障理事会の決議なしに強行された軍事作戦は、不法なテロであり戦争犯罪」とし、検察が公式捜査に着手すると発表した。 サーブ長官は、米軍の作戦により大統領の警護人員や民間人数十人が死亡したと主張したが、正確な死者数や国籍は公開しなかった。ただ、NYTはベネズエラ高官を引用し、死者が警護要員と民間人を含め最大80人に達する可能性があると伝えた。 米軍は3日、ベネズエラの首都カラカスで潜伏していたマドゥロ大統領夫妻を急襲して逮捕し、米国へ移送した。空爆の過程では、カラカス空港近くの低所得者層の居住地域も打撃を受け、民間人の被害が発生したという。

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