28億円をマネロン疑いで6人逮捕 「ルフィ」事件の洗浄にも関与か

架空料金の請求でだまし取った金をマネーロンダリング(資金洗浄)したとして、警視庁と愛知県警の合同捜査本部は9日、住所不詳、無職の樋口拓也(38)や東京都豊島区池袋2、無職の高山孝治(41)ら6容疑者を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益等隠匿)の疑いで逮捕したと発表した。警視庁は、グループが特殊詐欺などの被害金計28億円を仮想通貨(暗号資産)に換金する手口でマネロンしたとみている。 警視庁によると、樋口容疑者が管理する仮想通貨アドレスには、多数の詐欺事件の被害金が集められていた。このうち28億5000万円分が2024年1月~25年2月に高山容疑者のアドレスに移されていた。高山容疑者は、取引所を介さずに仮想通貨の換金を請け負って手数料を得る「相対屋(あいたいや)」として現金化し、ほかの容疑者らを経由して樋口容疑者に渡したとみられる。 6人の逮捕容疑は25年1~2月、東京都渋谷区の60代女性からだまし取った2800万円分の仮想通貨を、別の詐欺で得た分と混ぜ合わせ、計8000万円を現金化して犯罪収益を資金洗浄したとしている。認否を明らかにしていない。 樋口容疑者は「ルフィ」を名乗る指示役らによる強盗事件の被害金洗浄にも関与したとみられる。これまで組織犯罪処罰法違反などで逮捕され今回が12回目。【長屋美乃里】

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