銅の価格上昇も要因か…換金目的で室外機盗難多発 求められる対策の強化

川南町の元医療施設に侵入し、銅線ケーブル84本とエアコンの室外機7台時価およそ41万円相当を盗んだ疑いで宮崎市に住む3人の男が1月12日に逮捕されました。 このように、県内で発生した銅線ケーブルなど金属の盗難被害件数が、去年11月末時点で2020年の統計開始以来、過去最多の109件となっています。 その中でも特に目立っているのが「エアコンの室外機」です。 盗難に遭わないための対策について取材しました。 (宮崎市 南町自治会 河野博会長) 「室外機が盗難されたのは(公民館が立って以来)初めてですね びっくりしました」 宮崎市にある南町自治公民館では去年8月にエアコンの室外機が盗まれました。 (江川琴実記者) 「どこに置いてあった室外機が盗まれたんでしょうか」 (宮崎市 南町自治会 河野博会長) 「ここですね、ここに2台あったんですよ」 「銅線もずっと上まで切られてた」 去年はおよそ2600人の利用者がいたという南町自治公民館。 (宮崎市 南町自治会 河野博会長) 「暑いときはたまらんですね」 「寒いときもたまらんですね、(エアコンは)なくてはならない機器ですね」 今回の被害を受けて、別の室外機には新たにフェンスを設置しました。 (宮崎市 南町自治会 河野博会長) 「むき出しのエアコン室外機なら簡単に取れるんですけど防犯網を設置したことで(犯行に)時間がかかる」 新しい室外機の購入は今後、自治会の会議などで検討するということです。 エアコンの設置などを行う宮崎市の設備会社でも、、 (巴設備工業 下水流匠代表取締役) 「弊社のほうにもそれ(室外機)を取ろうとしている動きをされた方がいたので(その場で気づき)声をかけたりということはありました」 「貴金属類の換金目的というところがひとつあるのではないかと思っています」 室外機などを含む金属盗難の増加背景と思われるのが銅の価格上昇です。 去年、銅の国内取引価格は8年前の同じ時期と比べて2倍以上に上がっています。 では室外機を盗まれないための有効な対策は… (巴設備工業 下水流匠代表取締役) 「こういったように室外機の足をプラスチックの樹脂の製品を使われている方も多いんですけどコンクリートブロックに変えることによってこれごと持っていかれるというのを重量を重くすることでひとつ対策としてできると思います」 さらに、室外機の盗難を防ぐために重要なのが、防犯対策をアピールすることです。 (巴設備工業 下水流匠代表取締役) 「広範囲に映るセンサーライトを設置したり監視カメラというところで(巴設備工業でも)予防的な措置を取っております」 「空調機というのは第4のライフラインのひとつなのでそういったところ(防犯対策)で皆さんの中でひとつ意識があるといいなと思います」

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