ミネソタ州抗議デモ巡り連邦捜査官の介入制限 米連邦地裁

【AFP=時事】米ミネソタ州の連邦地裁判事は16日、州内での平和的な抗議デモ参加者に対する、移民・税関捜査局(ICE)の職員による干渉を制限する命令を出した。 キャサリン・メネンデス判事は83ページにわたる命令の中で、ICE職員に対して攻撃的な戦術を抑制し、平和的な抗議者や運転手の拘束および逮捕、さらにデモ参加者への催涙スプレーの使用を禁じた。 命令は、国土安全保障省(DHS)がミネソタ州ミネアポリス市で現在展開している作戦に対し、72時間以内の順守を求めるものとなっている。同地では、ICE職員の発砲により1人が死亡し、もう1人が負傷している。 一方で米CBSニュースは、司法省がミネソタ州のティム・ウォルズ知事とミネアポリス市のジェイコブ・フレイ市長について、連邦職員を妨害した疑いで捜査していると報じた。両氏は、州内での移民摘発に対する平和的な抗議を呼びかけている。司法省はコメントの要請に応じていない。 ウォルズ知事およびフレイ市長との対立が激しくなっているドナルド・トランプ米大統領は15日、反乱法を発動するという強硬手段に言及し、抗議デモの取り締まりのために軍隊を投入する可能性を示唆した。しかしながらトランプ氏は16日、ホワイトハウスで記者団に対し「必要なら使う。しかし今のところ使う理由はないと思う」と話している。 ミネアポリス市内では、不法移民を標的とするICE職員とデモ参加者たちが衝突を繰り広げており、一部の職員が暴力で応じる場面も見られる。また、トランプ氏の支持者たちも州内でデモ参加者たちと対立し、緊張した場面が生じている。【翻訳編集】 AFPBB News

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