刑事を名乗って愛媛県松山市の高齢女性の自宅に訪れ、資産の保護を口実に女性のキャッシュカード5枚を盗んだ疑いで、兵庫県の女が22日に逮捕されました。女性は現金160万円を引き出されていて、警察が余罪などを調べています。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、兵庫県神戸市に住む自称警備員の女(36)です。 警察の調べによりますと、女は松山市内の女性(80代)の自宅に今年1月21日午後1時20分頃、松山東警察署の私服の刑事を装って訪れ、資産の保護を口実にキャッシュカード5枚を用意していた封筒に入れさせ、別の封筒とすり替えて盗んだ疑いがもたれています。 このカードからは現金160万円が引き出されています。 この女性は一人暮らし。事前に金融庁や松山東警察署を名乗る相手から「あなたの口座情報がもれている」「カードを代える必要がある」とウソの連絡を受け、用意した封筒に入れるよう指示されていました。 そして、すり替えられて渡された封筒にカードの大きさと似た別の物が入っていることに気づき、警察に「だまされた」と届け出ました。 警察は防犯カメラの映像などの捜査から女を特定。香川県内で発見しました。容疑の認否は明らかにされていません。 警察は女の役割を「受け子」と見ていて、犯行グループの役割やカードからの現金の引き出しの関与など余罪を調べています。