姫路刺殺の容疑者、前夜と当日朝に下見か 近くに似た男とレンタカー

兵庫県姫路市のマンションの地下駐車場で20日、住人の男性(33)が刺殺された事件で、殺人容疑で逮捕された住所不詳で自称解体業の小出慶二容疑者(49)とみられる人物が事件前日や当日朝、現場のマンション付近を歩く姿が防犯カメラに映っていたことが25日、捜査関係者への取材でわかった。県警は、現場の下見をしたうえで犯行に及んだ可能性があるとみて、調べている。 姫路署捜査本部によると、逮捕容疑は20日午前8時ごろ、マンションの地下駐車場で、4階に住む会社員の木田大助さんの腰部を刃物で突き刺し、殺害したというもの。死因は出血性ショックだった。 捜査関係者によると、防犯カメラの捜査から、事件前日の19日夜、小出容疑者とみられる人物が現場付近にレンタカーを駐車し、マンションの敷地内を歩き回る姿や、翌20日朝、現場付近にレンタカーを駐車し、マンションの方向に歩いていく姿が確認されたという。 県警は、小出容疑者が事件前、マンションの構造や、木田さんの駐車場所を把握した上で犯行に及んだ可能性があるとみて捜査している。 小出容疑者は当初の調べに「今はしゃべるつもりはありません」と述べていたが、捜査関係者によると、その後、「被害者の後ろから刃物で刺して殺してしまいました」などと供述したという。 県警は小出容疑者を全国に指名手配し、23日午後1時すぎ、石川県警の警察官が同県七尾市のJR七尾駅近くで小出容疑者を見つけ、身柄を確保した。 小出容疑者は石川県で過去に生活しており、神戸市にも居住していたという。 木田さんが刺された地下駐車場には木田さんが仕事で使用する車が置いてあり、運転席側のドアが開いた状態だった。運転席のシートにも血痕があったという。(原野百々恵)

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