「似ている人物が」 公開手配の匿流トップ、匿名情報から奄美で逮捕

警視庁は26日、女性を風俗店に違法に紹介するとされる国内最大級のスカウトグループ「ナチュラル」会長の小畑寛昭容疑者(40)=住居不定=を東京都暴力団排除条例違反の疑いで鹿児島県の奄美大島で逮捕し、発表した。「今は何も話しません」などと供述しているという。 暴力団対策課によると、逮捕容疑は他の人物と共謀して2023年7月、東京・渋谷の路上で女性をスカウトするため、暴力団員に現金60万円をみかじめ料として支払ったというもの。25年1月に逮捕状を取り、今月21日に公開手配していた。 捜査関係者によると、公開手配後、集まった情報は5日間で30件以上。23日には「奄美の方で似ている人物がいる」という内容の匿名情報が寄せられた。容疑者が「海やサーフィンが好き」との情報も、警視庁は事前に把握していたという。 ■伸びた髪とひげ、黒縁のめがねも その後、捜査員10人近くを奄美大島に派遣。26日には、容疑者らしき人物が立ち寄ったとされる付近の防犯カメラ映像を確認した。捜査員は、特徴などから、「木山(容疑者の別名)じゃん」と、確信したという。 数時間後、行方を追っていた捜査員が似た人物を発見。手配写真と異なり、髪やひげが伸び、黒縁の眼鏡もかけていた。上は黒のジャンパー、下はグレーのスウェットを着ていたという。 捜査員数人が声をかけると、暴れて逃げるそぶりを少し見せた。ただ、捜査員が逮捕状を執行すると告げると、「わかった。自分は小畑寛昭」と認めたという。26日午後8時56分、奄美市名瀬港町で通常逮捕した。

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