北海道今金町の観光協会で、元事務局長として勤務していた59歳の男が、観光協会の預金口座から17万円余りを横領したとして逮捕されました。 業務上横領の疑いで逮捕されたのは、札幌市北区に住む配送業、小林洋伸容疑者(59)です。 小林容疑者は、2021年12月、自分で使う目的で、今金町観光協会の預金口座から17万6000円を引き出して着服し、横領した疑いが持たれています。 小林容疑者は、2014年4月から2023年3月までの9年間、今金町の観光協会の事務局長を務めていて、観光協会の預金口座を管理するなどの業務を担っていました。 今金町による監査で、観光協会の口座から、使途不明の金が複数回引き出されていることが発覚し、2023年11月、町職員幹部らが弁護士とともに警察署を訪れ被害を相談しました。 警察は、観光協会の関係者などから話を聞くなどして捜査を進め、預金口座を管理する立場にあった小林容疑者の容疑が固まったとして、1月27日、逮捕に至りました。 調べに対し、小林容疑者は「不正な引き出しはしていない」「自分のために使ってはいない」という趣旨の供述をし、容疑を否認しています。 今金町では、2023年度までの3年間で、国の交付金や町の補助金を活用した事業に関わる約4300万円が使途不明になっていることが、2024年2月、明らかになっていて、今金町は観光協会の元事務局長の小林容疑者を告発していました。 警察は、小林容疑者が横領した金の使い道を明らかにするとともに、余罪があるとみて調べを進めています。