「水曜日の防犯」。今回のテーマは「紛失防止タグを使った犯罪」です。持ち主の位置情報を把握し犯行に及ぶ恐ろしい事件が起きています。 先月31日、茨城県水戸市のアパートの1室でネイリストの小松本遥さんが刃物で刺されるなどして殺害された事件。 殺人の疑いで逮捕されたのは小松本さんの元交際相手・大内拓実容疑者(28歳)です。 警察によりますと、2人はおととしまで交際していて、大内容疑者は去年10月から12月にかけて小松本さんの自宅の場所を知人らに聞きまわっていたということです。 こうした中で、大内容疑者が小松本さんの自宅を特定するために使ったとみられるのが「ぬいぐるみ」。 事件の数日前に小松本さんの実家に位置情報がわかる発信機、いわゆる「紛失防止タグ」が仕込まれたぬいぐるみが置き配のように置かれ、その後、小松本さんのアパートに保管されていたことが捜査関係者への取材でわかりました。 ぬいぐるみが実家から小松本さんのアパートに移ったことで、発信機の持ち主は小松本さんの現住所を把握できる状態に。 調べに対し大内容疑者は容疑を否認していますが、警察は大内容疑者が小松本さんの実家にぬいぐるみを置いた可能性もあるとみて捜査しています。