米連邦捜査官による市民射殺、発砲の2人を休職に 米報道

米中西部ミネソタ州ミネアポリスで、米市民の看護師、アレックス・プレッティさん(37)が、不法移民を取り締まる連邦捜査官に撃たれて死亡した事件で、米メディアは28日、発砲した2人の捜査官が休職扱いになったと報じた。国土安全保障省(DHS)関係者の話として伝えた。 ニューヨーク・タイムズによると、DHS関係者は「標準的な手順」だと説明したという。事件を受けて税関・国境警備局(CBP)の内部監査部門が、予備調査を実施し、捜査官らが当日装着していたウエアラブルカメラの分析などから、2人の捜査官が発砲したことが明らかになった。プレッティさんを取り囲んで押さえつけた、他の捜査官らの扱いは不明という。 DHSは、プレッティさんが銃を所持したまま接近し、「激しく抵抗した」として正当防衛を主張してきた。複数の米メディアは、目撃者が撮影した動画の分析を基に、プレッティさんが捜査官に危害を加えようとしたようには見えないとして、当局の説明の「矛盾」を指摘している。 一方、ボンディ司法長官は28日、ミネソタ州で連邦機関の法執行官に対する暴行の疑いで、16人を逮捕したと発表した。【ニューヨーク八田浩輔】

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加