「報酬20万円」で薬物密輸の運び役勧誘か 職安法違反容疑で会社員男ら逮捕 全国初適用

違法薬物を密輸する「運び役」を募集したなどとして、警視庁薬物銃器対策課は、職業安定法違反の疑いで、千葉県四街道市の会社員、寺内典明容疑者(50)と、東京都品川区の職業不詳、津森俊昭容疑者(43)を逮捕した。いずれも容疑を否認している。職安法は、有害な業務への職業紹介を禁じており、薬銃課によると、薬物密輸事件での適用は全国初だという。 薬銃課によると、寺内容疑者は運び役のリクルーターで、津森容疑者は別のリクルーターと指示役を結ぶ仲介役。運び役は無料掲示板などで勧誘していたとみられる。 寺内容疑者の逮捕容疑は7年1~2月、SNSなどで「VIP手荷物配送代行サービス」「報酬20万円案件」などとうたい、運び役を募ったとしている。津森容疑者の逮捕容疑は7年6~8月、指示役に運び役を紹介したとしている。 また、タイから液体大麻を密輸したとして、薬銃課は、麻薬取締法違反(営利目的輸入)の疑いで、住居不定、職業不詳、高橋雄也容疑者(37)を逮捕した。指示役とみられ、寺内、津森両容疑者から運び役の紹介を受けていた。 警視庁は、高橋容疑者のグループが少なくとも約15億円相当の覚醒剤などの密輸に関与したとみて捜査している。

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