障害者を暴行して死なせ、血痕拭き取り証拠隠滅容疑 施設職員ら逮捕

障害者グループホームで入居者の男性を暴行し、死亡させたとして、千葉県警は8日、当時の施設職員の根本康基容疑者(36)=同県我孫子市寿2丁目=を傷害致死容疑で逮捕し、発表した。 また、根本容疑者の妻の菜奈容疑者(35)を証拠隠滅教唆の疑い、当時の施設職員の戸張美紀容疑者(34)=同県松戸市栄町西5丁目=を犯人隠避と証拠隠滅の疑いで逮捕した。県警は、3人の認否を明らかにしていない。 柏署によると、康基容疑者は昨年3月16日ごろから17日午前9時20分ごろ、障害者グループホーム「プロスペリテ柏南逆井」内かその周辺で、入居者の三原龍平さん(19)の全身を殴ったり蹴ったりして死亡させた疑いがある。 三原さんは救急搬送され、死亡が確認された。その後の司法解剖で、死因は呼吸不全と多量出血とされた。 病院側が17日正午過ぎに警察に連絡。戸張容疑者はこの日、柏署員に対し「三原さんが階段から転落した」と説明したといい、うその説明をして犯人を隠した疑いがある。 康基容疑者の妻の菜奈容疑者は、施設関係者ではなかったが、戸張容疑者とは高校の同級生という。 菜奈容疑者は同月19日、戸張容疑者に携帯電話のメッセージアプリで、床に付着した血痕を拭き取るよう依頼し、証拠隠滅を教唆した疑いがある。これを受け戸張容疑者は、同月19~20日に血痕を拭き取り、証拠を隠滅した疑いもあるという。 三原さんは2024年8月から施設に入居していた。事件当時はほかにも入居者がおり、複数の職員が勤めていたという。(植松敬)

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