道頓堀17歳3人死傷、「グリ下」遊歩道からビル移動後に襲ったか 容疑者は送検拒否

大阪・道頓堀で17歳の少年3人が刃物で刺されて死傷した事件で、殺人容疑で逮捕された無職、岩崎龍我(りょうが)容疑者(21)=大阪市住吉区=が、事件前に少年らとグリコ看板下の遊歩道・通称「グリ下」で接触し、現場ビルに移動した後に3人を次々と襲ったとみられることが17日、捜査関係者への取材で分かった。大阪府警が詳しい足取りを調べている。 府警は同日、容疑者を送検する予定だったが、本人が拒否したため、中止された。 捜査関係者によると、事件直前、容疑者は被害者側の知人女性に迷惑行為をしたとされる。容疑者と少年らはいったん遊歩道で接触したが、その後、直近にある現場ビルへ移動。ビルの入り口付近で事件は起きた。注意を受けた容疑者が逆上した可能性がある。 現場ビル関係者によると、防犯カメラには2つの入り口から若者数人がそれぞれ入ってきて、エレベーター前に集まる様子が写っていた。口論のような状態となった数分後に大きな音が響き、警備員が向かうと周辺に血が落ちていたという。 逮捕容疑は14日午後11時55分ごろ、大阪市中央区心斎橋筋のビル1階入り口で、会社員、鎌田隆之亮さん=奈良県田原本町=を数回突き刺すなどして死亡させたとしている。調べに対し、殺意を否認している。 ほかの少年2人は、意識不明の重体と内臓を損傷する重傷。容疑者は約10時間後に同市浪速区内の路上で身柄を確保されたが、折り畳み式ナイフを所持していた。

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