車を運転中にスリップして歩道に乗り上げる事故を起こしたものの、飲酒検査や免許の提示を拒んだとして60代の男が逮捕されました。 安全運転義務違反の疑いで逮捕されたのは、広島県に住む職業不詳の男(61)です。 松江警察署によりますと、男は13日午後5時過ぎ、島根県松江市内の道路を軽自動車で運転中、車をスリップさせて他人に危害を及ぼすような運転をした疑いが持たれています。 現場に居合わせた人に頼まれたという人から「車が単独で歩道に乗り上げている」旨の通報があり、臨場した警察官が車を運転していた男に話を聞こうとしたところ酒の匂いがしたため、飲酒検査を行おうとしましたが男はこれを拒否、免許の提示も拒んだということです。 安全運転義務違反の疑いで現行犯逮捕したのちに、飲酒検査に応じたということですが、基準値以上のアルコールが検知されています。 調べに対し男は「確かにスリップして事故をしました」と容疑を認めていて、警察が飲酒先などについて調べを進めています。