不動産管理会社「ハナマサ」から約8億円を横領か 容疑で会社役員の男を再逮捕

不動産管理会社「ハナマサ」(東京都世田谷区)から約8億円を横領したとして、警視庁暴力団対策課は業務上横領の疑いで、会社役員、松沢泰生被告(74)=東京都渋谷区=を再逮捕し、新たに団体職員、松森智恵子容疑者(65)=埼玉県朝霞市=を逮捕した。また、同容疑でハナマサ元代表の男(65)=東京都中野区=を書類送検した。いずれも容疑を否認している。 3人の逮捕、書類送検容疑は令和4年12月、共謀し、ハナマサの不動産売却益約10億2719万円のうち、計8億3200万円を松沢容疑者が管理する2つの関連会社名義の口座に送金し、横領したとしている。 松沢容疑者は昨年11月以降、ハナマサの株券や、自らを役員とする登記などを偽造したとして逮捕、起訴されていた。暴対課は、松沢容疑者が同社の乗っ取りを画策したとみて調べている。 暴対課によると、新たに逮捕された松森容疑者は当時、ハナマサの経理担当を務め、松沢容疑者の指示で現金を口座に振り込んでいたとみられる。約8億円のうち、約6億6千万円を松沢容疑者が、残りを松森容疑者と男が受け取り、松沢容疑者は一部を船舶事業への投資や、高級外車の購入などに充てていた。 松沢容疑者は平成4年の東京佐川急便事件をはじめとして数々の経済事件で関与が取り沙汰され、「希代の詐欺師」「資本のハイエナ」などと呼ばれた。暴対課は横領された資金の流れを調べている。

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