「タクシー代がもったいないので…」酒に酔って寝ていた男性から財布と間違えて名刺入れ盗んだか 男(22)逮捕 警視庁

酒に酔ってJR上野駅近くの路上で寝ていた男性から名刺入れを盗んだとして、無職の22歳の男が警視庁に逮捕されました。 窃盗の疑いで現行犯逮捕されたのは、住居不詳・無職の那須通海容疑者(22)です。 那須容疑者はおととい未明、JR上野駅前の路上で酒に酔って地面にあお向けで寝ていた男性(35)のショルダーバッグから、時価5000円相当の名刺入れ1つを盗んだ疑いがもたれています。 警視庁によりますと、この時期、路上で寝込んでしまう「仮睡者」が多いことから、警戒していた捜査員が現行犯逮捕しました。 那須容疑者は「家に帰るタクシー代がもったいないので盗んだ」と供述しているということで、男性のバッグから財布と間違えて名刺入れを盗んだとみられています。 警視庁は、那須容疑者にほかにも余罪があるとみて捜査しています。 警視庁は「この時期は涼しくなり、酒に酔って路上で寝てしまう人への窃盗が増えるので注意してほしい」としています。

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