コロンビア特別区、2月24日 (AP) ー 新しい国外追放担当官の訓練を担当していた元米国移民・税関捜査局(ICE)の弁護士が23日、同局の新規採用者向け訓練プログラムは「不十分で欠陥があり、機能していない」と警告した。 人権団体や民主党政治家ら批判派は、国外退去担当官が移民を逮捕する際に過剰な武力を行使し、その行動を記録する傍観者を攻撃し、人々の権利を憲法で保護する規定に従わないと非難している。 国土安全保障省は、強制送還担当官の数を急速に増やしており、現場に早期に配置するために、応募者の適切な審査や訓練が犠牲になるのではないかという懸念が高まっている。同省は、手抜きをしていることを否定し、新規採用者は銃器、武力行使の方針、安全な逮捕方法について訓練を受けていると述べた。 2月13日にICEを辞任したライアン・シュワンク氏は、議会民主党主催の公聴会で証言、「ICEアカデミーにおける法的に義務付けられた訓練プログラムが不十分で欠陥があり、機能不全に陥っていることを報告する義務があるためこの公聴会に出席した」と述べた。 シュワンク氏はまた、国土安全保障省が新たな国外退去担当官の訓練プログラムを解体し、その実態について虚偽の説明をしていると非難した。 「国土安全保障省(DHS)は、新入隊員が職務遂行に必要な訓練を全て受けていること、重要な教材や基準が削減されていないことを公に説明した」と彼は述べた。「これはウソだ。ICEはプログラムを短縮し、あまりにも多くの必須部分を削除したため、残されたものは危険な空殻に過ぎない」 公聴会は、ICEが数千人の新入職員をどう訓練し、現場に配置された職員がどう行動しているかを検証するため、両民主党議員が主催した3回目の公開討論会だった。 国土安全保障省は、職員の訓練要件を削除または緩和した事実を強く否定した。ICEの新規採用者は56日間の訓練と平均28日間の現場研修を受けていると、同省は問い合わせに回答した。 (日本語翻訳・編集 アフロ)