入居者の預金を詐取した罪 サービス付き高齢者住宅の元施設長の57歳女を起訴 被告の親族の関与も捜査 長野・飯山市

長野県飯山市の「サービス付き高齢者住宅」に入居していた70代の男性が、元所長の女に預金を着服されていた問題で、検察が女を電子計算機使用詐欺の罪で起訴していたことがわかりました。警察は女の親族の関与も含め捜査しています。 電子計算機使用詐欺の罪で起訴されたのは、飯山市のサービス付き高齢者住宅「いいやまの郷」の元所長で長野市の千野明美被告57歳です。 起訴状などによりますと、千野被告は、2019年5月、親族名義の車の購入代金として、入居者の70代男性の銀行口座からインターネットバンキングを使って199万円余りを自動車販売店に送金し、不正な利益を得たとされています。 被告の認否は明らかにしていません。 男性の成年後見人などによりますと、男性は認知症を患っていて、預金通帳やキャッシュカードなどは、施設が管理していました。 入居していた2017年から2021年までの間に合わせて8000万円余りが無断で引き出されていたということです。 千野被告は、当時の聞き取りに、「遊興費に使った」などと説明し、着服をおおむね認めていたということです。 警察は、2026年1月に被害額のうち5800万円余りについて、成年後見人からの告訴を受理していて、これまでに電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕・送検していました。 被告の親族も関与しているとみて、引き続き捜査しています。

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