SNSライブでブランド品の「偽物」28億ウォン相当を販売…家族4人を摘発=韓国

韓国で、ソーシャルメディア(SNS)のライブ配信を通じてブランド品の「偽物」を28億ウォン(約3億円)相当を販売していた一家が警察に捕まった。 忠南(チュンナム)警察庁刑事機動隊は11日、商標法および不正競争防止法違反の容疑で、30代の女Aとその夫である40代の男B、Aの両親ら家族4人を捜査中だと明らかにした。 4人は昨年1月からの約1年間、深夜の時間帯にTikTokやYouTubeなどのSNSライブ配信を通じて、ルイ・ヴィトンやディオールなどの高級ブランドを模倣した偽造商品を販売した疑いを持たれている。販売規模は約28億ウォン相当に上ることが判明した。 警察は1月に関連情報を入手して聞き込み捜査を行った末、先月、忠清南道天安(チョナン)にあるこれらの「偽物」保管倉庫を急襲した。当時、ライブ配信を行っていた4人は現行犯で逮捕された。 現場では正規品基準で約200億ウォン相当の模造品7300点余りも押収した。 捜査の結果、彼らは知人を通じて偽造商品を大量に納品させた後、役割を分担して犯行を続けてきたことが明らかになった。Aはライブ配信に出演して販売を、B被告は配送を、両親は販売補助の役割をそれぞれ担当していたことが把握された。 また、警察の取り締まりを逃れるために配送先と返品先の住所を別に設定し、顧客とのやり取りはSNSチャットのみで行うなど、緻密に犯行を続けていたことが確認された。 これらが偽造商品の販売で得た収益は約6億ウォンで、生活費や債務の返済などに使用していたと調査された。 警察は犯罪収益金について起訴前の没収・保全を申請する一方で、偽造商品を供給した流通ルートについても捜査を拡大する方針だ。 警察関係者は「偽造商品は単なる商標権侵害を超えて政府の租税収入を減少させ、問題が発生しても無資料取引であるため製品の払い戻しやアフターサービスを受けることができない」とし「取引秩序を乱し、消費者の権利を侵害する重大犯罪である偽造商品の捜査を強化する」と述べた。

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