文春オンラインが3月11日、高市内閣の閣僚の不祥事を報じた。12日発売の週刊文春も詳報し、その「早刷り」も永田町に出回った。それを入手して読んだという自民党幹部A氏が苦々しげに言う。 「サナチル(早苗チルドレン)が変なことをしでかさないかと警戒していた。それなのに主要閣僚2人の不祥事とは。下手すりゃ、2人の閣僚が更迭だ。いやそれだけでは収まらないかもしれない」 週刊文春が報じたのは、松本洋平文部科学相と林芳正総務相のスキャンダルだ。 ■すでに後任議員の名前も浮上 〈議員会館W不倫と「高市大っ嫌い」音声〉 とトップ記事で報じられたのは松本氏。記事によれば、昨年10月の高市政権誕生で初入閣した松本氏は、その前まで、既婚女性とW不倫の関係にあったという。レンタル会議室やラブホテルだけでなく、松本氏の議員会館の部屋でも“密会”し、その際、後に首相になる高市早苗氏について「大っ嫌いなんだよ」などと発言したという。 週刊文春の取材に松本氏は「私生活に関するご質問には回答しておりません」と答えたが、不倫関係にあった女性は事実を認めたと報じられている。 これを受けて、3月11日の文部科学委員会で、こんなやりとりがあった。 「大臣、まことに恐縮ですが大臣に関する報道が出た。事実なのか? 事実だとしたらこの職務(大臣)を続けられるのか」 こう質問した中道改革連合の泉健太衆院議員に対し、松本氏は、 「報道をされたのは承知しております。今日は委員会に連続して出席しており、私はまだ見ていない。見た上で判断してまいりたい」 などと苦しい答弁に終始した。 冒頭のA氏はこんな経緯を明かす。 「松本氏の不倫という情報は耳に入っていた。2月の衆院選の圧勝が見えていたころ、内閣を小規模で改造してはという話があったとき、連立を組む維新の閣内協力を理由に、松本氏を替えてはどうかという案があった。だが、維新側との話し合いで『閣内協力は次の内閣改造時に』という結論になり、全閣僚が留任することになった。一人だけ交代となると『なにかあったのでは』と勘繰られますから」 松本氏の後任には、すでに2人のベテラン議員の名前が浮上しているといい、 「更迭はカウントダウン」(A氏)