【津】1月25日に投開票された三重県の津市議選を巡る選挙違反事件で、選挙期間中にも有権者にプリペイドカードを渡したとして、県警は17日、公選法違反(買収)の疑いで、同市香良洲町、元市議で建築業長谷川正容疑者(68)を再逮捕した。 逮捕容疑は1月中旬ごろ―同月23日、選挙運動員2人と共謀し、有権者11人の自宅などを訪問。投票や票の取りまとめを依頼する目的で、千円分のプリペイドカード計27枚を渡した疑い。県警は認否を明らかにしていない。 捜査二課によると、長谷川容疑者は選挙カーで有権者の自宅を訪問することもあったという。県警は選挙運動員の70代男性2人と、プリペイドカードを受け取った20―70代の男女11人からも任意で話を聞いている。 長谷川容疑者らは昨年12月ごろから100枚以上のプリペイドカードを購入。購入したカードや有権者に渡していたとみられる日用品などを選挙カーに積んでいたという。長谷川容疑者は1月の市議選(定数30)に出馬し、1047票の37位で落選。県警は選挙活動の実態を調べている。 県警は先月25日、告示前に別の有権者4人にプリペイドカード計7枚を渡したとして、長谷川容疑者を同法違反(買収、事前運動)の疑いで逮捕。津地検は今月17日、同法違反の罪で長谷川容疑者を起訴した。