NHKの井上樹彦(たつひこ)会長が18日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、報道局スポーツセンターに所属するチーフ・ディレクターの男が通行中の女性にわいせつな行為をしたとして不同意性交等の容疑で逮捕されたことについて言及した。 会見の冒頭で事件について触れ「誠に遺憾であり、痛恨の極み。被害に遭われた方や視聴者の皆様に、改めて深くお詫(わ)びします」と謝罪。「容疑が事実であれば、報道機関として最も大切な信頼を揺るがすもので言語道断。極めて深刻に受け止めている。この後も、警察の捜査には全面的に協力する。事実関係を早急に確認した上で、厳正に対処を行いたい」とした。再発防止に向けて、職員に対して「倫理・行動憲章の徹底を図っていきたい」とも述べた。 原聖樹理事・メディア副総局長は、逮捕された職員について「過去に大きな問題行動はなかった」とした上で、局内で「相談しやすい環境をつくる体制の構築について進めなければならない」と説明した。 同局によると、逮捕されたのは報道局スポーツセンター所属の中元健介容疑者(50)。今年1月4日、東京・渋谷区内で通行中の女性にわいせつな行為をしたとして不同意性交等の疑いがもたれている。