【03月21日 KOREA WAVE】韓国・釜山で航空会社の機長が殺害された事件で、容疑者と同じ職場で働いていた同僚の機長が、犯行の背景に空軍士官学校出身の先輩への失望があった可能性を指摘した。 同僚は「一緒に勤務し、電話で話したこともあるが、精神的な異常を疑ったことはなかった」とし、被害者との間にも特別な感情的対立はなかったとみられると語った。 一方、職場では勤務スケジュールや機長・副操縦士の組み合わせ変更を巡り、容疑者が強い不満を示し担当者と衝突することがあったという。また操縦関連の検査で不合格となることが複数回あり、病気休暇後に復帰したものの、必要な航空身体検査を受けないまま退職したとされる。 容疑者は空軍士官学校出身で、同校出身の先輩から配慮を期待していたが、思うようにいかず失望した可能性があると同僚は説明。「自分に不利に扱われていると感じ、被害妄想的に犯行に及んだ可能性もある」との見方を示した。 警察によると、容疑者は17日午前、釜山鎮区のマンションで同僚の機長を殺害した疑いがある。前日には京畿道高陽市で別の機長への殺害未遂も起こしていたとされ、その後さらに別の機長を狙ったが、警察の保護により被害はなかった。 逮捕後、容疑者は「3年間準備した」「空軍士官学校の不当な既得権で人生を壊された」などと供述し、4人の殺害を計画していたとも話している。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News