内縁関係にある女性の小学1年生の息子(6)を本などで殴り、けがを負わせたとして、大阪府警は7日、傷害の疑いで、住居不定、無職の住田慎悟容疑者(30)を逮捕した。「ハンガーで背中をたたいたが、この日は本で殴っていない」と供述しているという。男児の体には複数のあざがあり、府警が日常的な虐待がなかったか詳しく調べる。 逮捕容疑は9月10日、大阪府内の住宅で、男児を棒状のものや本の角で複数回殴り、背中や頭に全治約2週間のけがを負わせたとしている。 府警によると、男児に元気がないことに気付いた小学校校長が声をかけたところ、「たたかれた」と説明。複数のあざも確認されたため市に連絡した。児童相談所が男児を一時保護し、府警に通報した。