三重県警松阪署は30日、非現住建造物等放火の疑いで、三重県松阪市の男(38)を逮捕した。2月19日から20日かけて多気郡明和町内で発生した3件の不審火のうち、少なくとも2件に関与したとみて詳しく調べている。 同署によると、男は2月20日午前8時ごろから同11時ごろまでの間に、多気郡明和町池村の農業の66歳男性所有の倉庫に放火した疑い。 3月29日午後0時50分ごろ、同所で男所有の軽乗用車が焼ける車両火災があり、自ら消防と警察に通報した男に事情を聞いたところ、自作自演であることが判明。さらに捜査する中で2月20日の放火についても容疑を認めたため、通常逮捕した。男は農業を自営する66歳男性の会社の従業員だという。 同町内では同20日の倉庫火災以外に、同19日午前9時ごろ志貴の倉庫が全焼。同日午後1時50分ごろには上村の倉庫の一部が焼ける火災が発生。いずれも出火時に人がおらず、火の気がない場所から立て続けに不審火が発生していることから、松阪署は放火の可能性を視野に事件と事故の両面で捜査を進めていた。 取り調べに対し男は容疑を認めている。同署は連続して発生した火災のうち、少なくとも19日の上村の倉庫の火災についても男の犯行とみて、さらに詳しく調べている。