特殊詐欺に関与した疑いが強まったとして、福岡県警は7日、フィリピンを拠点とする犯罪組織のメンバーとみられる日本人の男女5人を詐欺と窃盗の疑いで逮捕した。 県警は同日、5人を滞在先のフィリピンから航空機に乗せ、機内で逮捕状を執行。5人は午後3時すぎ、成田空港に着いた。 組織犯罪捜査課によると、逮捕されたのは岩本三矢子(34)、大沢歩(33)、原田訓睦(49)、有馬伸行(45)、矢野裕也(34)の5容疑者。 5人は実行役と共謀して2022年、日本にいる被害者方に警察官を装って電話をかけ、キャッシュカードを窃取し、現金をだまし取った疑いがある。 県警はこの5人について、フィリピンを拠点にする犯罪組織「JPドラゴン」との関連も調べる。 フィリピン入国管理局のウェブサイトによると、容疑者らには日本国内で逮捕状が出ていて、同入管は昨年10月、ケソン州で5人の身柄を拘束。国外退去の手続きを進めていたという。(小勝周)