モスクとして使われている世界遺産「アヤソフィア」で正教の旗、ギリシャ人2人逮捕 トルコ

【AFP=時事】トルコ警察は、イスタンブールのランドマークであるビザンツ建築の世界遺産アヤソフィア(もともとキリスト教の大聖堂として建てられ、今はモスクとして使われている)で、正教の民族主義的なスローガンが書かれた旗を振っていたギリシャ人2人を逮捕した。 彼らが振っていた旗には、双頭のワシと、超保守的な正教徒の間で使われるギリシャ語のスローガン「正教か死か」が描かれていた。 ギリシャ外務省のラナ・ゾキウ報道官はAFPに対し、「11日、イスタンブールでギリシャ人観光客2人(男女各1人)が逮捕された」と述べた。 「ギリシャ総領事が適切な領事支援を提供している」と述べたが、詳細は明らかにしなかった。 トルコの民放テレビ局NTVが14日に放送した防犯カメラの映像には、警備員が介入する前に、2人が上階で交代で旗を振っている場面が映っていた。 AFPはトルコ内務省にコメントを求めたが、回答は得られていない。 NTVによると、2人は「社会の一部を侮辱した」容疑で逮捕された。 アヤソフィアはキリスト教の大聖堂として建てられ、オスマン帝国時代はモスクとして使用され、トルコ共和国になってから博物館となった。2020年に再びモスクとなったが、この動きはギリシャの激しい反発を招いた。 ギリシャは、アヤソフィアを再びモスクにするトルコ政府の動きを強く非難し、キリアコス・ミツォタキス首相はこれをトルコの「弱さ」の表れだと批判した。【翻訳編集】 AFPBB News

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