地元の店に“捜索張り紙配布”も「裏切られた」 安達容疑者は殺害認める供述 「親がこんな目に遭わすなんて」住民悲痛の声 京都小学生行方不明

京都府南丹市で、11歳の安達結希さんの遺体を遺棄した疑いで父親で会社員の安達優季容疑者(37)が逮捕された事件。安達容疑者は、結希さんの殺害についても認める供述をしている。 結希さんの無事を祈っていた山あいの町には衝撃が走っている。 ◆「裏切られた感じ。カムフラージュとしか思えない」 南丹市内にあるベーカリショップに張られていたのは、結希さんの情報提供を求める張り紙。 3月31日、安達容疑者とみられる男が女性と共にこの張り紙を持ってきたという。そのときの様子について、安達容疑者とみられる男を目撃した店員は次のように話した。 安達容疑者とみられる男を目撃した店員A: 「子どもなんですけど、これ張ってもらえませんか」と(張り紙を)持ってきた。すごく悲しそうな感じで言っていたので、本当に協力してあげたいと。すごい優しいと感じた、その時は……。 男が店に訪れたのは3月31日。結希さんの死亡推定時期と重なる。店のスタッフは、安達容疑者の逮捕に驚きを隠せない。 安達容疑者とみられる男を目撃した店員A: えぇ、そんな…裏切られた感じ。カモフラージュとしか思えない。事件に関わっているなら腹が立つ。 別のスタッフも怒りをにじませる。 安達容疑者とみられる男を目撃した店員B: まだ生きてるかのように思わせる張り紙。心の底から悲しそうな声ではなかった、今思うと。 南丹市でこんな悲しいことが起きてしまったのはとても残念に思う。 さらに同じ日、安達容疑者とよく似た男が別の飲食店にも訪れ、「子どもなんですけど張ってもらえますか」と落ち着いた様子で話したという。 安達容疑者とみられる男を目撃した店員C: 普通にスーッと入って来てお客さんだと思った。違和感があったので、私ともう1人の子が見てて。異様に落ち着いているなと。他人事のような感じにとれたので、この子のことを言っているのかなと不思議だった。 ◆逮捕は「まさか」小・中学校の同級生が語った人物像 逮捕された安達容疑者はどんな人物なのか。 小中学校で同じクラスだった女性によると、安達容疑者は、真面目な性格で生徒会長をつとめたこともあったという。 安達容疑者の小・中学校の同級生: すごくおとなしい真面目な印象。自ら騒ぐタイプではない。みんなの意見を採用するのが上手。(逮捕は)びっくり。まさかでした。 一方で、大好きだったという祖母のことをめぐって、激高する一面も目撃されていた。 小中学校時代を知る人: 机か椅子かをガターンと、誰に向かってではなく、ドーンとしたのは、今思えば印象に残っている。自分の気持ちを抑えられなくて机か椅子に当たった。2回くらいあった。 ◆「親がこんな目に遭わすなんて…」住民は悲痛な思い 結希さんの遺体が発見された現場付近では、16日も朝から警察官の警戒が続き、近くには花や飲み物などが供えられていた。 献花に訪れた人: みんな不思議だなと思って(ニュースを)見てただろう。どうせ分かるのにね…、どうせ見つかってしまうのに…。早くなんとかしてあげられたらよかったのにね。残念です。 のどかな町で起きた死体遺棄事件。住民は、結希さんとの早すぎる別れに悲痛な思いを抱いていた。 南丹市に住む80代男性: この静かな田舎だからわいわい言っていたけど、今日は急に静かに…。みんな「かわいそう」と話していた。 南丹市に住む90代男性: 日本の宝を親がこんな目に遭わすのは考えられない。しかも地元で起こったということで言葉がない。 捜索に参加した消防団の団長: 疑念は一切もっていなかった。裏切られたというかなんとも言えないそれは…。消防団員が集まっている中で、父親が「ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いします」というようなあいさつで捜索がスタートしているので。それ以外、私は会話をほとんどしていない。 (「イット!」4月16日放送より)

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