高級腕時計シェアリングサービス「トケマッチ」をめぐる事件で、中東ドバイに逃亡し、その後指名手配されていた、運営会社の元社員が23日、日本に移送され逮捕されました。 先ほど、中東のUAEから成田空港に到着し、詐欺の疑いで逮捕されたのは、「トケマッチ」運営会社の元社員・永田大輔容疑者です。 捜査関係者によりますと、永田容疑者は2023年8月ごろ、「トケマッチ」利用者の男性からロレックスの腕時計15本、あわせて1800万円相当をだまし取った疑いが持たれています。 永田容疑者は、「トケマッチ」運営会社の元代表小湊こと福原敬済被告とともに、中東・ドバイに逃亡していましたが、福原被告は去年現地で拘束されたあとに、日本に移送され、既に逮捕・起訴されています。 一方の永田容疑者は逃走を続けていましたが、ことし1月に現地で拘束され、23日、日本に移送され逮捕されました。 「トケマッチ」はホームページに、「当社のシェアリング事業は、高級ブランド時計を月額制でレンタル出来るユーザーと預託することで、安定した収益を得ることが出来るサービスです」などと掲載し、集めた大量の高級腕時計を実際には無断で売却していたとみられています。 捜査関係者によりますと、永田容疑者は、預かっていた大量の高級腕時計を無断で売却して得た資金、およそ1億7000万円を暗号資産の口座に送金していたほか、2500万円以上を、競馬や競艇に使っていたとみられるということです。 「トケマッチ」を巡っては、45都道府県で被害届が受理され、被害者はおよそ650人、被害総額は、高級腕時計およそ1700本分の28億円以上にのぼるということで、警視庁は永田容疑者を逮捕して詳しく調べることにしています。