狙われ続けるトランプ米大統領 過去にも複数の暗殺未遂、24年には選挙演説中に右耳負傷

トランプ米大統領らが出席したホワイトハウス記者会主催の夕食会会場近くでの発砲事件で、ロイター通信は25日、米連邦捜査局(FBI)当局者の話として、武装した容疑者が警備を突破しようとしたと報じた。トランプ氏をめぐっては過去にも複数の暗殺未遂事件などがあり、特に2024年には大統領選の共和党候補として演説中に銃撃を受け右耳を負傷している。 トランプ氏は24年7月13日、米東部ペンシルベニア州バトラーで大統領選の共和党候補として演説中、約135メートル離れた建物の屋根から銃撃を受け、右耳を負傷した。容疑者は8回発砲後、現場で射殺された。 2カ月後の同年9月15日には、トランプ氏が所有する南部フロリダ州のゴルフ場で同氏がプレー中、銃を持った男が拘束された。男は約400メートル離れた茂みに隠れ、金網フェンス越しに銃身を突き出し銃撃しようとしたところを大統領警護隊員に見つかった。 男は犯行の数カ月前に「これはトランプ氏暗殺の試みだった」と、殺意を告白するメモを残していたことが、検察側の資料で明らかになっている。 同年の米大統領選では、共和党候補だったトランプ氏の暗殺を企てたとして、イラン革命防衛隊に訓練されたパキスタン人の男が26年3月、米国で有罪評決を言い渡されている。 また、トランプ氏が1期目の任期中だった20年8月には、同氏が記者会見中のホワイトハウス敷地外で発砲があり、記者会見を一時退席した。 16年の大統領選では、同年6月にネバダ州ラスベガスでの集会で警官の拳銃を奪おうとした男が逮捕され、トランプ氏を「殺したかった」と供述する事件が発生。同年11月には同州リノで開かれた集会でトランプ氏が演説中、聴衆の中から「銃だ」と声が上がり、同氏が警備担当者に守られながら一時避難する騒ぎがあった。

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