コロンビア南西部でバスが爆発 「テロ行為」で13人死亡 38人負傷

ボゴタ、コロンビア、4月26日 (AP) ー 南米コロンビア南西部で25日、バスに乗っていた13人が爆発物により死亡した。同国の陸軍司令官はこの攻撃を「テロ行為」と表現し、少なくとも38人が負傷したと述べた。同地域では麻薬密売に関連する暴力事件が激化している。 事件が起きたカウカ州知事はX(旧Twitter)で、バスがカヒビオ市のパンアメリカン・ハイウェイを走行中に爆発物が起爆したと述べた。カウカ州保健局長はテレビニュース番組で、負傷者の中に子ども5人が含まれていると語った。 コロンビア軍のウゴ・ロペス司令官は記者会見で、この爆発を「テロ行為」と断じ、同国で最も指名手配されている人物の一人である「イバン・モルディスコ」のネットワークと、ハイメ・マルティネス派の責任を問うた。両派とも、同地域で活動する、現在は解散したコロンビア革命軍(FARC)の離脱派である。 今回の襲撃は、公共インフラを標的とした一連の爆発事件の最新の事例だ。コロンビア南西部では過去2日間で少なくとも26件の事件が発生しており、ロペス司令官によれば、これらはすべて民間人にのみ影響を与えているという。 その中には、ジャムンディの農村部にある警察署での銃撃事件や、エル・タンボの民間航空レーダー施設への襲撃が含まれる。エル・タンボでは、当局が25日の早い時間に爆発物を積んだドローン3機を撃墜した。負傷者は出なかった。 24日には、カリとパルミラの軍事施設付近で爆発物を仕掛けた車両2台が爆発し、物的損害が生じた。 麻薬密売と結びついた非合法武装集団が、勢力争いを繰り広げる同地域での暴力の激化を受け、25日には高官らが緊急招集された。ペドロ・サンチェス国防相を団長とし、各州知事や地方当局者を含む代表団がパルミラで会合を開いていた際、この致命的な爆発が発生した。 一方、バジェ・デル・カウカ州知事は、中央政府に対し「即時の支援」を提供するよう求めた。Xでのメッセージで知事は、「テロリスト級の激化」に直面し、治安部隊の増強、情報活動の強化、そして犯罪に対する「断固たる措置」を求めた。 当局によると、カウカ州とバジェ・デル・カウカ州は、ブエナベンチュラ港へと続く海路・河川ルートの支配権を巡って争う非合法武装集団の、違法活動の重要な拠点となっている。同港は、中米や欧州へ麻薬を密輸するための主要な中継地点だ。 政府はまた、同地域の反体制派グループのリーダーとされる「マーロン」の逮捕につながる情報に対し、100万ドル以上の報奨金を懸けている。24日には、カリとパルミラでの襲撃事件の首謀者の特定と所在の把握につながる情報に対し、地元当局が1万4000ドル以上の報奨金を提示した。 (日本語翻訳・編集 アフロ)

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