北九州市中学生2人殺傷事件から1週間 事件発生時刻に黙とう捧げる

北九州市の中学生殺傷事件から1週間が経ち、事件現場となった小倉南区のマクドナルドでは事件発生時刻に合わせ、店内で店長や従業員らが黙とうを捧げました。 12月14日、北九州市小倉南区のマクドナルドで中島咲彩さん(15)と男子生徒が刺され、中島さんが死亡しました。 警察は、逃亡していた平原政徳容疑者(43)を逮捕しました。 現場となったマクドナルドでは21日午後8時25分、事件発生時刻に合わせ店舗の外灯を消し、店内で店長や従業員らが黙とうを捧げました。 また、現場の献花台には花が手向けられていました。 献花に訪れた人は「大好きな町でこのようなことがあって、本当にすごく悲しい。二度と起きないことを願っています」と話していました。 警察は、逮捕の2日前から平原容疑者の行動を確認していて、自宅からほぼ外出することがなかったということです。 捜査を免れるため、人との接触を避けていた可能性があるとみられています。 現場近くの防犯カメラには、事件直後の午後8時27分ごろ、犯行に使ったとされるものと特徴の似た車が、容疑者の自宅方向に曲がる様子が捉えられていました。 警察が映像を回収し、経緯を調べています。

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