旭山動物園、前代未聞の事件の中、夏の営業を2日遅れでオープン 観光の目玉に広がるイメージダウンの懸念

加藤諒也記者) 「いま、旭山動物園の門が開きました。園内に訪れた人が続々と入っていきます」。 あす(2日)からの5連休を前ににぎわいを取り戻した旭山動物園。昨日、職員の逮捕という急展開を迎えました。 園の職員で動物の飼育を担当する鈴木達也容疑者。3月31日ごろ、妻の由衣さんの遺体を園内の焼却炉で燃やし損壊した疑いが持たれています。 鈴木達也容疑者) 「僕はカバのほかにキリンもやっているのでキリンのものも運ぶのでそれなりの量の草を…」。 HTBは2024年、当時、カバの飼育員だった鈴木容疑者を取材していました。 鈴木達也容疑者) 「うんちがそこにくっついてしまうので抜けないのでひたすらカバのうんちを…」。 飼育員が動物園の焼却炉で妻の遺体を燃やしたとして逮捕されるという前代未聞の事件。事件の経緯を整理します。 3月下旬、親族が妻の由衣さんと連絡が取れなくなります。先月23日、親族が警察に通報。その日から鈴木容疑者に任意で取り調べたところ「焼却炉に遺体を遺棄した」趣旨の話をします。この話を受けて、焼却炉を現場検証したところ、遺体の一部が見つかったということです。そして、警察はきのう(4月30日)、死体損壊の疑いで逮捕しました。 鈴木容疑者はこれまでの警察の任意の取り調べに対し、「妻の遺体を動物園の焼却炉に遺棄して、数時間にわたって燃やした」という趣旨の話をしていたということです。また、逮捕されてから新たにわかったことも。 恩田真友子記者) 「軽トラックとワゴン車・2台の車が運び出されていきます」。 警察は動物園の車など3台を押収しましたが、遺体の運搬に使われた可能性があるとみて捜査しているということです。 また、遺体が遺棄されたとみられる3月31日以降も焼却炉では動物が複数回焼かれていたとみられています。 依田英将アナウンサー) 「容疑者逮捕から一夜明けました旭山動物園です。多くのお客さんがつめかけているのがわかります」。 旭川市 今津寛介市長) 「それではみなさんお待たせをいたしました。旭山動物園、開園いたします。どうぞご覧ください」。 本来であればおととい(4月29日)、夏の営業をスタートさせる予定だった旭山動物園。きょう(1日)、2日遅れでオープンしました。園内にはこの日を心待ちにした家族連れや観光客らでにぎわいました。 東京から) (Q:どんな動物を見たい?)「クマさん」、「こうゆうことが旅行先で起きるのは驚きでしたけど、一旦忘れて動物園に来ようかな」。 札幌から) (Q:一連のニュースをどうみている?)「やっぱりショックですよね」。 横浜から) (Q:お兄ちゃんはなにを見たい?)「キリンとか」、「子どもたちは目いっぱい楽しんでほしいな」。 オープン日は迎えたものの、旭川観光の目玉、旭山動物園のイメージダウンが懸念される今回の事件。 警察は捜査本部を設置し、鈴木容疑者が妻の由衣さんを殺害した可能性も視野に調べを進めています。

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