【AFP=時事】クウェートは12日、今月海路で密入国を試みて逮捕された4人が、イラン革命防衛隊(IRGC)所属であることを自白したと発表した。 クウェート内務省は国営クウェート通信(KUNA)を通じて発表した声明で、逮捕された4人はイラン革命防衛隊海軍の佐官で、クウェート北東部にある同国最大の島ブビヤン島への「潜入命令」を受けていたことを認めたと述べた。 イラン外務省はこれらの主張を「事実無根だ」として否定し、4人は「航行システムの不具合」により誤ってクウェート領海に侵入したと主張した。 クウェート内務省によると、4人を含む革命防衛隊の部隊は5月1日、「クウェートに対する敵対行為を実施するために特別にチャーターされた漁船」に乗ってブビヤン島への侵入を試みた。 島内でクウェート軍と銃撃戦になり、クウェート兵1人が負傷、革命防衛隊の隊員2人が逃走したという。 クウェート外務省はその後、イランのモハメド・トゥトゥンジ駐クウェート大使を呼び出し、「革命防衛隊所属の武装集団がブビヤン島に侵入し、クウェート軍と衝突したことに抗議する文書」を手渡したと発表した。 同省はイラン革命防衛隊による潜入工作を「敵対行為」と呼び、クウェートの主権に対する「露骨な攻撃」だと非難し、クウェートは「自衛権を留保する」と付け加えた。 米イスラエルによる攻撃への報復としてイランが2月下旬に湾岸諸国への攻撃を開始して以来、同大使がクウェート外務省に呼び出されたのは今回で4回目。 イラン外務省は声明で、クウェートが「この事件を政治的、宣伝的に利用している」と非難した。 クウェート当局は中東紛争勃発(ぼっぱつ)以来、イランとのつながりが疑われる個人や団体への取り締まりを強化している。【翻訳編集】 AFPBB News