俳優の坂口健太郎が10月スタートのフジテレビ系連続ドラマ『kiDnap GAME』で主演を務めることが14日に発表された。坂口がフジテレビドラマで主演を務めるのは、杏とW主演を務めた『競争の番人』(2022年)以来4年ぶりとなる。 本作は、香港、韓国のパートナー会社とともに、日本と海外複数都市で撮影が行われる大型プロジェクトドラマ。すでに18の国と地域で放送・配信が決定している。 物語は、アジア7都市で同時多発誘拐事件が発生するところから始まる。東京、ソウル、台北、シンガポール、バンコク、那覇、マニラで誘拐事件が発生し、世界中で事件がセンセーショナルに報道される中、被害者家族のもとに1通のメールが届く。“愛する人を救うために、どこまでできますか?救われるのは一人だけ”。 ゲームの出場者にはそれぞれ異なる指令が出され、大切な人を救うためには、他の出場者より先に指令をクリアしなければならない。国籍も経歴も宗教も違う7人が、なぜゲームの出場者になってしまったのか、サバイバルゲームを主催している人物の正体や目的などが描かれる。 坂口が演じるのは、正義感が強く、高い検挙率を誇る優秀な刑事・新出敏郎(にいで・としろう)。犯人逮捕のためなら危険を顧みず、時には無謀とも思える行動に出る人物で、アジア7都市同時多発誘拐事件で愛する妻を誘拐される。新出に課せられた指令は「事件の首謀者を確保すること」。最愛の妻を救うため、“命懸け”のゲームに挑む。 坂口は2014年に映画『シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸』で俳優デビュー。『64-ロクヨン- 前編/後編』(2016年)で第40回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、『シグナル 長期未解決事件捜査班』(2018年/カンテレ・フジテレビ系)で連続ドラマ初主演を果たした。韓国女優イ・セヨンとのW主演配信ドラマ『愛のあとにくるもの』(2024年/Coupang Play)では、2025国際ストリーミングフェスティバル グローバルOTTアワード主演男優賞を受賞するなど、国内外で活躍している。 また、本情報解禁に合わせてティザービジュアル第2弾も公開。坂口演じる新出が、黒幕を捕まえる強い意思を感じさせる表情を見せている。 出演者のコメントは下記の通り。 ○坂口健太郎 「正直なことを言うと、最初は規模感やドラマの世界感を聞いて、“これ本当に撮れるのかな”と思いました。台本の打合せなどをさせていただくうちに、現実味を帯びてきました。今は配信作品も増えて国の垣根が低くなってきているとは思いますが、それでもアジアの複数都市を舞台にしていることや、いろんな場所でいろんな人の想いが交錯するのが面白いなと思いました。 監督から、新出という役柄では”怒り“の感情を象徴的に描きたいと言われたんですが、怒りって自分の中にあまり持っていなくて。声を荒げたり体の動きで怒りの表現ってわかりやすく簡単に見えるけど、静かな怒りを連続ドラマで持続させなければならないし、その中にも新出が抱える悲しみも見せなければならないので、難しい挑戦だなと思いました。 捜査で走り回ったり闘うシーンも出てくるので、少し体重を増やしたり、トレーニングをしたり準備しました。心掛けたことは、新出は笑っているシーンって本当に数少なく、緊張感のある場面が多いのですが、今回は海外の俳優の方々とのお芝居もあるので、言葉の壁があるからこそ、彼らが現場に入って来たときには、良い状態の現場にしておきたいなと常に思っていました。シリアスな場面が多い中で、張り詰めすぎていない、柔らかい空気がある現場であるよう心掛けていました。 こういう新しさのある作品を、日本で作って生み出すことって、大げさかもしれませんが大きな一歩だと思っています。難易度の高い挑戦ではありますが、挑戦的な作品に携われるのはとてもありがたいと思います。極限状態で見える人の感情を描きながら、ダイナミックな映像も見られると思いますので、楽しみにしていただけたらうれしいです」 ○加藤裕将(プロデュース・演出/フジテレビ) 「坂口さんとは、いつかご一緒したいと思っていましたし、今回、この企画が成立した時に、最初に思い浮かんだのが坂口さんでした。それは坂口さんが海外でも活躍されている世界レベルの俳優であることもありますが、何より、新出敏郎というキャラクターをともに作っていきたいと思ったからです。幸いにして、クランクイン前から坂口さんと何度もディスカッションを重ねることができました。一瞬たりとも気が抜けない過酷な状況の中で、必死に愛する人を助けるために、非情なゲームに立ち向かう坂口さんの姿はまさにイメージしていた新出敏郎でした。ラストの坂口さんの圧巻の芝居が今でも脳裏に鮮明に焼き付いています」