栃木県上三川町の住宅に複数の人物が押し入り1人が殺害された事件で、栃木県警は15日夜、神奈川県相模原市の自称高校生の少年(16)を強盗殺人容疑で緊急逮捕し、16日未明に発表した。 県警によると、少年は同じ容疑で先に逮捕されていた高校生少年(16)の知人で、高校の同級生だったとみられ、2人とも同じ相模原市内に住んでいるという。県警は他にも事件に関わった人物が複数いるとみて、行方を追っている。 県警組織犯罪対策1課によると、少年2人は他の者と共謀し、14日午前9時23~28分ごろ、住宅に侵入して金品を物色し、この家に住む会社役員の富山英子さん(69)を凶器で突き刺して死亡させた疑いがある。少年2人が被害者を殺害する行為に直接関わったかどうかは、わかっていない。 県警は事件発生の約30分後、現場近くで1人目の少年に職務質問し、14日夜に強盗殺人容疑で逮捕した。 防犯カメラ映像や、この少年の取り調べから、知人の少年が浮上。相模原市内の自宅から出てきたところで捜査員が事情を聴き、緊急逮捕した。移動に使ったとみられる白色の外国車が自宅近くで見つかった。 県警は「匿名・流動型犯罪グループ(匿流)」による事件の疑いがあるとみており、少年2人の他に指示役などがいるとみて、捜査を進める。 この事件では英子さんが刃物で刺され、出血性ショックで死亡。英子さんの長男と次男も骨折などのけがを負った。(高橋淳)