自宅に4時間近く立てこもり、警察官に刃物を向けるなどしたとして、川崎臨港署は18日、川崎市消防局職員の男(34)を公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕し、発表した。「公務は妨害していない」と、容疑を否認しているという。 署によると、逮捕容疑は、17日午後11時半ごろ~18日未明に自宅内で持っていた包丁の刃先を川崎臨港署員(31)に向けたり、機動捜査隊員(44)にガラスのコップを投げつけたりしたというもの。 署によると、男が酒に酔って帰宅後、交際相手の同居女性と口論になったとみられ、近隣住民が110番通報。署員らが駆けつけたところ、男が刃物を手にしていたため女性を避難させた。 男は玄関の鍵をかけて窓ガラスを割って、外で説得していた警察官に皿やコップを投げつけ「帰れ」などと叫ぶなどした。説得に応じなかったため、18日午前3時13分に県警捜査1課の特殊班が室内に突入して身柄を確保したという。 川崎市消防局は、「事実関係確認中でコメントできない」としている。(奥田薫子)