《踏切自殺強要事件だけじゃない》無報酬奴隷状態の職場は「存在する」と話す中年男性の告白 会社に生きるすべてを握られ「逃げることは死ぬことと同じ」だった

いじめられる側に問題がある、という言説にこそ問題があることを、普通ならば多くの人が理解することだろう。ところが、その被害者が成人男性となると、被害者にも何らかの原因があるのではと言い出す人が少なからず出現する。だが、衣食住や人間関係を縛られたら、大人の男性であっても正常な判断も行動も不可能になる。そして、生殺与奪の権を握った人間は、その力に酔ったようになり、驚くほど残酷になる。ライターの宮添優氏が、見過ごされがちな成人男性の虐待被害についてレポートする。

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