「チェック機能が働いていなかった」元社員の男(37)逮捕受け日本郵便東京支社が会見 入札などで便宜の見返りに120万円相当の賄賂受け取った疑い 警視庁

郵便物の回収業者の入札などで便宜を図った見返りにあわせて120万円相当の賄賂を受け取ったとして日本郵便東京支社の元社員の男が警視庁に逮捕された事件で、さきほど、日本郵便東京支社が会見を行い「チェック機能が働いていなかった」と謝罪しました。 警視庁によりますと日本郵便株式会社法の加重収賄などの疑いで逮捕されたのは日本郵便東京支社の元社員米田伸之容疑者(37)です。 米田容疑者は郵便・物流オペレーション部集配基盤係主任だったおととし10月頃から、去年5月頃にかけて郵便物をポストから回収し郵便局に届ける「取集業務」の委託契約の入札で板橋区の運送会社「ハルキエクスプレス」に便宜を図った見返りに現金10万円や東京ディズニーリゾートの宿泊代金などあわせて120万円相当を受け取った疑いなどがもたれています。 贈賄の疑いで「ハルキエクスプレス」の代表西村光一容疑者(56)と経理担当の橋本英孝容疑者(64)も逮捕されました。 警視庁によりますと米田容疑者は「ハルキエクスプレス」側に入札の予定価格にかかわる非公表情報を漏らしていたということです。去年、日本郵便から警視庁に相談があり事件が発覚したということで、日本郵便東京支社は午後3時から会見を行い謝罪しました。 会見で日本郵便東京支社の担当者は「社会的・公共的役割を担い、信用を第一とする弊社としましては今回の事態を真摯に受け止め、社員指導を徹底してまいります」とした上で、米田容疑者の犯行について「今回の事案は管理体制が抜けていた。チェック機能が働いていなかった」と話しました。 米田容疑者は前任の担当者と一緒に「ハルキエクスプレス」側から飲食による接待や性風俗店での接待も受けていたということで警視庁は担当者同士の癒着が常態化していたとみています。 警視庁は米田容疑者が他の入札をめぐっても同様の犯行を繰り返していた可能性があるとみて捜査しています。

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