イギリスの宝石店で目撃された強盗犯。 この男、あまりにも“手際が悪い”泥棒でした。 窓から侵入し降りようとすると、足を踏み外して、つんのめり…。 目の前の商品棚を持ち上げ、ショーケースに思いきり振り下ろすも壊れず。 あきらめて、商品棚をあとで回収しようと窓の近くに置きました。 次は別のショーケースへ。 しかし、棚では壊せない…何かないかと目に入ったのは、イスです。 今度こそ…と振り下ろしますが、壊れたのはイスの方でした。 それでも、もう一度!と犯行を重ねてショーケースを破壊し、最終的に宝石などを強奪しました。 ここまで2分近く経過。 「そろそろ潮時」というかのように窓によじ登ったその時、盗もうとした棚が店内に落下しました。 しかし、戻って拾う時間はなく、目の前のショーケースごと盗むつもりのようです。 しかし…ケースを倒してしまい、思わず大きなため息をつきました。 宝石店を荒らすだけ荒らした男。 結局、盗んだのは約4000ポンド、日本円で約80万円相当の宝石などでした。 男はその後逮捕され、12月に有罪判決を受けました。