巨人は26日、阿部慎之助監督(47)の辞任を発表した。本人がこの日、山口オーナーと面会して辞任を申し入れ、受理された。その際に阿部監督は「伝統ある巨人軍の監督の名を汚した」と謝罪したという。 前日25日に18歳の娘に対する暴行の疑いで現行犯逮捕された。都内の自宅で娘をつかんで倒すなどした疑いが持たれていて、「姉妹でけんかしているところを『静かにしろ』と言ったら、言い返してきたのでかっとなった」と供述し容疑を認めているという。 25日午後7時10分頃、児童相談所から110番通報があった。警視庁が呼気検査をした結果、飲酒していたとみられている。26日未明に渋谷署から釈放され、車に乗って署を出た。今後は任意で捜査する。 2001年から巨人一筋で19年プレーし、強打の捕手として8度のリーグ優勝、3度の日本一に貢献。現役引退後は2軍監督や1軍コーチを務め、24年から1軍で指揮を執っていた。就任1年目の同年にリーグ優勝。昨年はリーグ3位に終わり、今季はここまで24勝22敗でリーグ3位だった。監督通算成績は171勝150敗11分け。 25日には国松徹球団社長が球団広報を通して「暴力は許されないことで極めて深刻に受け止めています。交流戦前夜に重大な不祥事を起こし、すべてのプロ野球関係者とファンの皆様に謝罪します。阿部慎之助監督については進退を含め処分を検討します。明日以降は橋上秀樹・オフェンスチーフコーチに監督代行を務めてもらいます」とコメントを発表していた。 山口オーナーは「暴力を振るった事実は重く、監督を続けることは許されないと判断しました。交流戦の直前に重大な不祥事を起こし、ファンの皆様とすべてのプロ野球関係者に深くおわびします」とコメントした。 チームは26日のソフトバンク戦(東京D)から交流戦がスタートする。