韓国人活動家の拘束・虐待主張、イスラエル大使館が全面否定

【05月27日 KOREA WAVE】イスラエル軍に逮捕された後に釈放された韓国人活動家について、在韓イスラエル大使館は26日、拘束された事実はないとし、イスラエル軍による虐待の主張も全面的に否定した。 大使館は報道機関に配布した声明で「救援船団に乗っていた2人の韓国国民に関して、彼らが帰国後に提起した主張とは異なり、また韓国政府も確認した通り、彼らは拘束された事実がない」と主張した。 また「2人はアシュドッド港到着後すぐに手続きを終え、迅速な手続きによって追放された。これは彼らが提起した主張の信ぴょう性に疑問を加えるものだ」とした。 大使館はこの日、韓国人を個別に特定しなかったものの、声明の冒頭で「ガザ救援船団の参加者が本国に帰還し、国際的な注目を集める中、身体的虐待の主張を含む多様で深刻な疑惑がイスラエルに向けられた」とし、虐待の主張を全面的に否定した。 そのうえで「これは救援船団の参加者が当初からこの行程に出た目的、すなわちイスラエルに対する中傷キャンペーンを組織的に展開しようとする試みの一環だ」と主張した。 活動家のキム・アヒョンさんとキム・ドンヒョンさんは、パレスチナ自治区ガザ地区へ向かう国際救援船団に乗船し、それぞれ20日と19日にイスラエル軍に拿捕された。その後、韓国政府はイスラエル側に対し、韓国国民を拘束せず即時釈放・追放するよう複数回要請し、イスラエルは20日に2人を釈放した。 22日に仁川国際空港から入国した2人は、記者団に、イスラエル軍に拿捕された当時の状況を説明した。キム・アヒョンさんは「私も顔を何度も殴られ、今は片方の耳がよく聞こえない」と主張した。キム・ドンヒョンさんは一部メディアのインタビューで「手首を縛られた状態で殴られ、すべての所持品を奪われたまま裸で検査を受けるなど過酷な扱いを受けた」とし、腕には今も拘束の痕が残っていると主張した。 韓国外務省は23日、在韓イスラエル大使代理を呼び、今回の事案に関する問題を提起し、政府としての厳重な認識を伝えた。また、韓国国民に被害があったかどうかについて徹底した調査を求めるとともに、イスラエル側の非人道的な対応が事実と確認された場合には、責任者の処罰など適切な措置が取られるべきだとの立場を伝えた。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News

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