【サンパウロ時事】ブラジル最大都市サンパウロで24日に邦人男性が強盗に遭い、銃で殺害された事件で、地元警察は26日、容疑者の男を逮捕したと発表した。 被害男性は路上に止めた車に妻らと乗ろうとした際に襲われた。 警察は事件後に逃走した男の居場所を突き止め、身柄を拘束。男は犯行を認め、被害者の妻も容疑者を確認した。男は「共犯者がいる」と供述しており、捜査が続いている。 地元メディアによれば、男は犯行現場近くのファベーラ（貧民街）に住んでおり、地域では顔が知られていた。殺害されたフクドメ・ススムさん（78）は、男に金銭を要求されたが拒否し、撃たれた。犯行の様子は防犯カメラが捉えていた。