夜の天文館で女性をはね、ひき逃げして死亡させる…罪に問われた元市議の63歳被告、認否を留保「証拠がそろわず、弁護方針が未定」

鹿児島市の天文館で昨年7月、女性を車でひき逃げして死亡させたとして、自動車運転処罰法違反(過失致死)と道交法違反(ひき逃げ)の罪に問われた、元鹿児島市議で会社員の男(63)=同市西千石町=の初公判が4日、鹿児島地裁(小泉満理子裁判長)であった。弁護側は起訴内容の認否を留保した。 検察側は冒頭陳述で、被告が事故当時、出張に向けて社用車を自宅近くに移動させていたと説明。現場は大型ディスプレーがあり、事故時の夜間でも視認性は良好だったとした上で、事故後は「車を車道左端に徐行して移動したが、停止せずに逃走した」と指摘した。 弁護側は「証拠がそろっておらず弁護方針が決まっていない」として認否を留保した。被告は逮捕時の調べに「現場を通ったが、事故は身に覚えがない」と容疑を否認していた。 起訴状などによると、2025年7月18日午後8時6分ごろ、同市千日町の片側3車線の県道で、乗用車を時速約50キロで運転。車道を横断していた無職の女性=当時(75)=を至近距離で見つけ、急ブレーキで右にハンドルを切ったが、はねて転倒させた。救護措置を取らなかったため、後続の乗用車にひかれ、脳挫滅で死亡させたとされる。

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